【幼児の体幹トレーニング】5つの効果とおすすめ方法をベテラン保育士が解説

体幹 【子育てネタ】

「すぐ疲れたと言うのは、なんで?」

「ふらふら歩いたり、姿勢が悪いのが気になる」

そんな悩みをお持ちではありませんか?

ちゃたろ~
ちゃたろ~

それは、体幹に原因があるのでは??

親

体幹か・・・大事って聞くけど。

体幹って何だっけ??

ちゃたろ~
ちゃたろ~

体幹を鍛えると、学習面や生活面で嬉しい効果が盛りだくさん

幼い頃から体幹を鍛えることは、とても大切です。

この記事で分かること
  • 体幹について
  • 体幹を鍛えるメリット
  • 体幹を育てる方法
ちゃたろ~
ちゃたろ~

【この記事の筆者】

  • 現役保育士:保育歴15年ほど
  • 2児の父親:娘と息子
  • webライター:企業にて育児の記事を執筆

保育や子育ての経験からお伝えします!

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体幹とは

体幹とは、体の胴体部分(軸)です。

胸、背中、お腹、腰、お尻は体幹の一部であり、体を支える役割を果たしています。

  • 体幹の筋肉が強い:姿勢が良くなり、体の動作が安定する。
  • 体幹の筋肉が弱い:姿勢が悪くなり、体の動作が不安定に(ぎこちなく)なる。

それでは、もう少し深堀してみていきましょう。

体幹を育てると得られる効果 5選

①運動が得意になる

体幹が強くなると、自分の体をコントロールすることが上手になってきますよ。

目で見たことや頭でイメージしたことをやってみようとする時に、上手く体が動かせます。

例えば、友達がボールを投げたり鉄棒をしたりする様子を見て、同じようにやってみると、何となくできるようになっていくといった様子があります。

いろいろな体の動かし方ができるようになると、自信もつき、運動が得意になっていくでしょう。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

大谷翔平選手⚾も「体幹の大切さ」を語っています。

②ケガをしにくくなる

体幹が育っていないと、体のバランスをとることが難しく、すぐに転んでしまったり人や壁にぶつかってしまったりしてケガをします。

転んでしまった時に手が出るか、出ないかも体幹の育ちと関係していますよ。

体を動かして遊ぶ中で、身を守ることも覚えていけたらいいですね。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

走っている時に、止まったり避けたりする動きも体幹が影響します。

保育の現場でも、体幹が育っている子どもは身のこなしがよく、ケガが少ないわね!

③椅子に姿勢良く座れる(学習意欲につながる)

姿勢が良いと、長く椅子に座れるため、落ち着いて学習に取り組むことができます。

学習の中で、「分かった!おもしろい!!」と思えると、さらにいろいろなことを吸収するので、学習は進みます。

遊ぶ時や食事の時の椅子に座る姿勢もチェックしてみましょう!

親

椅子に正座を崩したように座っている子どもは、もしかして体幹が弱い?

ちゃたろ~
ちゃたろ~

その可能性もありますね。

足を前に出して座れるように声をかけ、背筋を伸ばして座るクセをつけましょう。

良い姿勢で座る

④健康に過ごせる

体がゆがんだ状態が続くと、体全体の血行や神経の働きが悪くなり、頭痛やめまい、腰痛を引き起こす原因にもなります。

親

姿勢が悪いと、骨もゆがんで成長しちゃうから大変よね💦

⑤疲れにくくなる

体幹が弱いと、背中を丸めたり、横座りをするなど体の重心がずれた姿勢になりがちです。

すると、体を支えるために別の筋肉の補助が必要になり、結果として筋肉への負担が蓄積し疲れやすくなりますよ。

反対に、姿勢が良いと、余分な筋力を使わずに安定した姿勢を保てるため、疲れにくくなるでしょう。

幼児期に体幹を育てる方法 5選

幼児が体幹を育てる方法は、体を大きく動かして遊ぶことです。

体全体を動かして遊ぶことで、体中の筋肉が刺激され、次第に体幹が強くなりますよ。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

楽しい遊びだと、好んで遊ぶので自然と体幹が育ちますね。

楽しいおもちゃで遊ぶ

ストライダーやトランポリンなど、体をしっかり動かして遊べるおもちゃで遊ぶことで、知らず知らずの間に体幹が鍛えられます。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

おもちゃの特徴や遊び方、育ちにつながるポイントを詳しく紹介しています💡

ストライダーで遊ぶ子供

公園の遊具で遊ぶ

遊具は、いろいろな体の動かし方ができるため、とても良い遊びです。

例えば、ジャングルジムだと、腕を使って体を支えたり、自分の体をイメージしたように動かしたりといった経験ができますね。

親

遊びを通して、バランス感覚も身につくのが嬉しいわ♪

遊具での遊びは、日常の生活ではできない全身運動なので、いろいろな遊具でいっぱい遊びましょう!

室内で体を動かして遊ぶ

室内でも、体幹鍛える(育てる)遊びはできます。

室内遊び一例
  • ダンス
  • 風船遊び
  • トランポリンなど

▶詳しい遊びの紹介は、記事:室内遊び3選へ

親

雨の日におすすめにやってみようかしら!

④習い事をする

体幹が鍛えられる習い事
  • 水泳
  • 体操
  • ダンスなど
ちゃたろ~
ちゃたろ~

習い事は、子どもが進んでいっている場合におすすめです。

参考記事:幼児期に運動系の習い事は必要?知って得することを保育士が解説

⑤アウトドアを楽しむ

登山やサイクリング、雪遊びなどアウトドアの活動も体幹の育ちにつながります。

舗装されている道ではなく、でこぼこの道を歩く時には体がバランスを保とうとするので、自然と体幹が鍛えられるでしょう。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

子どもと一緒に運動すると、親子のコミュニケーションにもなるので、

おすすめですよ。

まとめ

いかがでしたか?

体幹を鍛える(育てる)ことは、とても大切ですね。

近年、子どもの体については大きくなっているが、体力は低下していると国が明言していますね。

文部科学省の資料によると、

最近、すぐに「疲れた」「もう動けない」などと訴える子どもが増えたと実感している大人が少なくないようです。(※参考引用

ゲームなど、楽しい遊びがあることも原因の1つでしょうが、幼い頃に運動遊びを楽しめる環境を作って、子供の成長につなげていきましょう!

ご覧いただき、ありがとうございました。

コメント

  1. kiyo より:

    こんにちは。
    体幹づくりの大切さとてもよく分かりました。姿勢の悪さが体力の低下にも繋がるとは…。肺が圧迫される姿勢なのだと考えると、呼吸器系が強くない我が子たちには特に重要なのですね。
    家の柔らかいソファ、とてもリラックスできて子供達も私もついつい身体を丸めた姿勢になりがちです。
    最近、頭が痛いと訴える事が増えた我が子…生活の中での姿勢をもう一度見直す必要があるかもしれないなと思いました。
    大人になってからも、体幹を鍛えることで、老化を防いだり、太りにくい身体になるとのこと…。親子共々、体幹について勉強になりました。
    次回の投稿、楽しみにしています。

    • ちゃたろ~ kochaki より:

      kiyoさん、コメントありがとうございます。

      体幹を鍛えると、老化や体型維持にも繋がるのは嬉しいですよね。
      健康でいられたら、その分趣味も長く楽しめたり美味しい物を食べられますもんね。
      柔らかいソファー・・・があるのはうらやましいです(^^♪

      温かいお言葉、励みになります!
      ありがとうございました。

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