「子ども達とダンスの振り付けを考えることになり、どうすればいいか分からない。」
「楽しいダンスが作りたい。」
そんなことを考えたことはありませんか?
ダンスを作るって難しそう💦
私はダンスを作る時、曲を一緒に聴きながら、振り付けを考えていきます。
詳しく教えて!!
※前編では、一通りダンスができるSTEP1~STEP4まで解説します
【この記事の筆者】
- 保育歴15年ほどの現役保育士
- 子育て・教育系webライター
- 2児の父親
子どもと創作ダンスを作る7STEP
STEP1.踊る曲を決めよう
最初は、ダンスの曲を決めです。
子ども達から案を募ってみたり、保育士がいくつか候補を出した中から選んでもらうといいでしょう。
実際に聴いてみると、曲のリズムに合わせて体を揺らしたり、歌詞を聴きとったりする姿があって面白いですよ。
保育士が「この曲でしたい!」といった曲がある場合、子ども達がその気になるよう「この歌、良いよね!」など呟くと効果的です。
STEP2.曲を聴いて自由に体を動かしてみよう
数回曲を聴いた後は、体を実際に動かしていきます。
「じゃあ、歌を流してみるから、自由に踊ってみよう!」と声を掛け、ミュージックON!!
おもしろい動きをして踊ったり、リズムをとってポーズをとったりしそうね!
保育士は笑顔で見守りつつ、子どもの動きをチェックします。
STEP3.振り付けを作ってみよう
ここから、振り付け作りを始めていきます。
子ども達に「どんな振り付けにしようか?」「やってみたいポーズや動きはある?」と声を掛けます。
アイデアは、大きな紙に字や絵で書き出し、みんなが分かるようにしましょう。
STEP2でおもしろい動きやリズムに合わせて踊っていた子どもの姿をピックアップするのも1つですよ。
子どもから出た案を振り付けとして加えていきます。
アイデアが出なかった場合は?
曲の歌詞を伝えて、振り付けを考えてみましょう♪
踊るポンポコリンでダンスを考える場合、「♪お腹がへったよ~ってどんなポーズ??」と尋ねてみると、アイデアが引き出せますね。
次に、子供たちから出たアイデア(振り付け)は、その場で整理して子供と踊ってみたり、一度持ち帰ってから出たアイデアを曲に当てはめていき、次の日に紹介すると良いでしょう。
体を大きく動かす表現と小さく動かす表現がバランスよく入ると、メリハリがついて良いですね。
STEP4.友達と一緒に行うものを取り入れよう
友達と息を合わせて行う振り付けがあると、演技が栄えますし、楽しくなります。
「友達と一緒にする踊りないかな?」「みんなで力を合わせて踊る所があると、すごくかっこいいよ!」と伝え、子ども達と一緒に考えていきましょう!
子ども達が話す様子や意見を聞きながら、「じゃあウエーブとかはどう??」と提案したり、おもしろいアイデアが出たらやってみながら、振り付けを決めていきましょう。
動きが決まるとみんなでチャレンジ!!
そろえようとすると難しいことにと気付いたりするでしょうが、それでOK!
「協力することが大事だね!」と励まして、次につなげていきましょう。
※すでに、子供たちから友達と協力して行う表現が入っていたら今のままでOKですよ。
ここまでの振り返り
ここまでで、「個人でする踊り」、「友達とする踊り」が決まりました。
後は、みんなが目立てるように「隊形移動」を加えると、ダンスの完成です。
一通りできたわ!!
「隊形移動」は、1番と2番の間で行ったり最後のサビの前の間奏で行ったりすると演技がきれいにまとまるので、参考にしてみてください。
ポンポンを作ろう!!
手に持って戻るものがあれば、子どもは演技に集中できますし、見え方も華やかになります。
スズランテープなどで、ポンポンを作るのがおすすめです。
自分の好きな色を選んで作ることで、ダンスがさらに楽しくなるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
創作ダンスを子ども達と作る7ステップの1~4を紹介しました。
- 作ったダンスの質を高め、見栄えするものへと仕上げていく方法
- 友達関係を深め、子どもの心を成長させる方法
を解説します。お楽しみに♪後編へ⇒
ご覧いただき、ありがとうございました。
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