【保育:幼児向け】ダンス(振り付け)の作り方を7ステップで現役保育士が解説-前編

子供のダンス 【保育ネタ】

「子ども達とダンスの振り付けを考えることになり、どうすればいいか分からない。」

「楽しいダンスが作りたい。」

そんなことを考えたことはありませんか?

保育士
保育士

ダンスを作るって難しそう💦

ちゃたろ~
ちゃたろ~

私はダンスを作る時、曲を一緒に聴きながら、振り付けを考えていきます。

保育士
保育士

詳しく教えて!!

※前編では、一通りダンスができるSTEP1~STEP4まで解説します

この記事で分かること
  • 幼児の創作ダンスの作り方

おおよそ1ヵ月程の活動期間(2週間程で作って、2週間ほどで踊り込んで完成)を目安に、保育の進め方の1つの例として紹介します。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

【この記事の筆者】

  • 保育歴15年ほどの現役保育士
  • 子育て・教育系webライター
  • 2児の父親

STEP1.踊る曲を決めよう

最初は、ダンスの曲を決めです。

子ども達から案を募ってみたり、保育士がいくつか候補を出した中から選んでもらうといいでしょう。

実際に聴いてみると、曲のリズムに合わせて体を揺らしたり、歌詞を聴きとったりする姿があって面白いですよ。

保育士が「この曲でしたい!」といった曲がある場合、子ども達がその気になるよう「この歌、良いよね!」など呟くと効果的です。

STEP2.曲を聴いて自由に体を動かしてみよう

子供 ダンズ

数回曲を聴いた後は、体を実際に動かしていきます。

「じゃあ、歌を流してみるから、自由に踊ってみよう!」と声を掛け、ミュージックON!!

保育士
保育士

おもしろい動きをして踊ったり、リズムをとってポーズをとったりしそうね!

ちゃたろ~
ちゃたろ~

保育士は笑顔で見守りつつ、子どもの動きをチェックします。

STEP3.振り付けを作ってみよう

ここから、振り付け作りを始めていきます。

子ども達に「どんな振り付けにしようか?」「やってみたいポーズや動きはある?」と声を掛けます。

アイデアは、大きな紙に字や絵で書き出し、みんなが分かるようにしましょう。

考える子ども

STEP2でおもしろい動きやリズムに合わせて踊っていた子どもの姿をピックアップするのも1つですよ。

子どもから出た案を振り付けとして加えていきます。

保育士
保育士

アイデアが出なかった場合は?

ちゃたろ~
ちゃたろ~

曲の歌詞を伝えて、振り付けを考えてみましょう♪

例えば・・・

踊るポンポコリンでダンスを考える場合、「♪お腹がへったよ~ってどんなポーズ??」と尋ねてみると、アイデアが引き出せますね。

次に、子供たちから出たアイデア(振り付け)は、その場で整理して子供と踊ってみたり、一度持ち帰ってから出たアイデアを曲に当てはめていき、次の日に紹介すると良いでしょう。

保育士
保育士

体を大きく動かす表現と小さく動かす表現がバランスよく入ると、メリハリがついて良いですね。

STEP4.友達と一緒に行うものを取り入れよう

友達と息を合わせて行う振り付けがあると、演技が栄えますし、楽しくなります。

「友達と一緒にする踊りないかな?」「みんなで力を合わせて踊る所があると、すごくかっこいいよ!」と伝え、子ども達と一緒に考えていきましょう!

友達と協力してする表現例
  • ウエーブ
  • 円を作り、みんなで手を繋いで回る
  • 円を作り、片手を中心に出して回る
  • 数名ずつ出てきてハイタッチする
  • 縦一列に集まってみんなが顔を一斉に出す
  • 横一列になり順番にポーズをとる
  • 横一列になり、互い違いに立つとしゃがむをする
  • 後ろで横一列になり、一斉に前に進むなど

子ども達が話す様子や意見を聞きながら、「じゃあウエーブとかはどう??」と提案したり、おもしろいアイデアが出たらやってみながら、振り付けを決めていきましょう。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

動きが決まるとみんなでチャレンジ!!

そろえようとすると難しいことにと気付いたりするでしょうが、それでOK!

「協力することが大事だね!」と励まして、次につなげていきましょう。

※すでに、子供たちから友達と協力して行う表現が入っていたら今のままでOKですよ。

ここまでの振り返り

ここまでで、個人でする踊り友達とする踊りが決まりました。

後は、みんなが目立てるように隊形移動を加えると、ダンスの完成です。

保育士
保育士

一通りできたわ!!

「隊形移動」は、1番と2番の間で行ったり最後のサビの前の間奏で行ったりすると演技がきれいにまとまるので、参考にしてみてください。

ポンポンを作ろう!!

ポンポン ダンス

手に持って戻るものがあれば、子どもは演技に集中できますし、見え方も華やかになります。

スズランテープなどで、ポンポンを作るのがおすすめです。

自分の好きな色を選んで作ることで、ダンスがさらに楽しくなるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

創作ダンスを子ども達と作る7ステップの1~4を紹介しました。

ダンスを作る7ステップ
  1. 曲を聴いてみよう
  2. 曲を聴きながら、自由に体を動かしてみよう
  3. 振り付けを作ってみよう
  4. 友達と一緒に行うものも取り入れよう
  5. いっぱい踊って遊ぼう
  6. ダンスを見合いっこしよう
  7. みんなに披露しよう(完成)

後編-創作ダンスの作り方7ステップでは、

  • 作ったダンスの質を高め、見栄えするものへと仕上げていく方法
  • 友達関係を深め、子どもの心を成長させる方法

を解説します。お楽しみに♪後編へ⇒

ご覧いただき、ありがとうございました。

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