この記事は、〖ダンス(振り付け)の作り方を7ステップを現役保育士が解説-前編〗の続きです。
※前編では、一通りダンスができるSTEP1~STEP4までを解説しました。
【この記事の筆者】
- 保育歴15年ほどの現役保育士
- 子育て・教育系webライター
- 2児の父親
ダンス(振り付け)の作り方
- 踊る曲を決めよう
- 曲を聴きながら、自由に体を動かそう
- 振り付けを作ってみよう
- 友達と一緒に行うものも取り入れよう
- いっぱい踊って遊ぼう
- ダンスを見合いっこしよう
- みんなに披露しよう(完成)
STEP5.踊り込もう
ダンスを作ったら、何度も踊っていきましょう。
回数を重ねるうちに、振り付けを覚えますよ。
保育士は、子ども達と一緒に並んで踊ったり、お客さん役をしながら励ましていきます。
「曲の始めからやってみよう!」、「次は、友達と一緒にする所からやってみよう!」とパートごとに分けてやると、飽きずに活動ができますよ。
特に、友達と一緒にする所は練習が必要ね!
「ウエーブをキレイにするにはどうしたらいいかな?並ぶ順番は、決まっているのかな?」
などと伝え、子ども達が相談して、上手くできる方法を見つけ出せるように導きます。
1つ1つ整理していきましょう♪
STEP6.ダンスを見合いっこしよう
踊りを覚えてきたら、数名ずつやクラスを半分に分けて交代で行い、お互いに見合いっこしましょう。
見た後には、「見てどうだった?」と感想を伝え合うようにします。
活動のメリットは2点ありますよ。
- 友達の頑張っている姿や良い所に気付ける
- 上手くいくアイデアや新しい発想が出る
子ども達の仲が深まり、ダンスも良くなるので、とても貴重な機会です。
認め合うって大事よね!
私は、改善点の他にいろいろな子どもの頑張る姿を知ってもらえる機会にもしていました。
STEP7.みんなに披露しよう(完成!!)
最後は、細かな構成の調整を行いつつ、友達や先生などいろいろな人から褒めてもらえる機会を作りましょう!
子ども達に自信がつくと、さらに堂々と踊れるようになりますよ。
「友達と力を合わせると、こんなすごいことができるんだね」と達成感をみんなで共有できる言葉をかけると、仲も深まるでしょう!
他の先生に見てもらうのは緊張するけど、ありがたいアドバイスをいただけることもあります。
特に管理職の先生には、早めに見てもらっておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
創作ダンス(振り付け)を子供たちと作る7ステップを紹介しました。
- 踊る曲を決めよう
- 曲を聴きながら、自由に体を動かそう
- 振り付けを作ってみよう
- 友達と一緒に行うものも取り入れよう
- いっぱい踊って遊ぼう
- ダンスを見合いっこしよう
- みんなに披露しよう(完成)
※特に、6.見合いっこは大切です。
はじめは、ダンスを見た感想も「○○ちゃんが上手」「ふざけて踊ってかっこ悪い」といった声が上がるでしょうが、出た意見を、みんなで改善する方法を考えて取り組んでいきます。
回を重ねると、「○○ちゃんが、手が伸びていてきれいだった。」「□□がそろっていてきれいだった」と周りの反応も変わってきます。
褒められた子は自信をつけるでしょう。
子ども同士で認め合う機会は大切にしていきたいですね。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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