おこづかいはいつから?子どもの金銭感覚が育つ渡し方を保育士が紹介

【子育てネタ】
親

おこづかいっていつから、どうやってあげたらいいの?

親

子どもの成長につながる渡し方ってないかな…。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

いろいろな渡し方があるので、迷いますよね。

この記事を読むと…

子どもの金銭感覚が育つおこづかいの渡し方が分かります。

令和2年に発行された著書「最新版 子どもにおこづかいをあげよう!」を参考にしながら、話を進めていきます。

「おこづかいプログラム」と題しておこづかいの始め方や渡し方を丁寧に教えてくれます。

ここでは、特に私が印象に残った次の3点に絞ってお話しますね。

  1. おこづかいを始める最適な年齢は?
  2. おこづかいの渡し方は?
  3. 子どものお金管理、おすすめの方法は?
ちゃたろ~
ちゃたろ~

本の内容に加え、保育士である私なりの考えも交えつつ紹介していきます!

それでは、さっそくいきましょう!

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(1)おこづかいを始める最適な年齢は?

ズバリ、おこづかいをスタートさせるおすすめの年齢は5~6才です。

理由は、3つ。

数字や文字に興味を持つから

1つは、数字や文字への興味が増す時期だからです。

就学前に、数字や文字に親しむことは良いことですよね。

お手伝いを意欲的にするから

2つ目は、お手伝いが好きで、意欲的に取り組むようになる歳だからです。

本書において、おこづかいは、家の仕事をきちんとする約束のもとでもらうことと記されています。

家の仕事か~。お手伝いは、逆に手がかかるからなぁ。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

しかし、子どもは小さいうちから手伝う習慣があると、

  • 自分のことは自分でするものと思える
  • 家事スキルUP

自立へとつながります。

確かにそうね。

家の仕事を家族の一員として行うことを伝えるのにも、この時期がちょうどいいですね。

親と一緒に行動することが多いから

3つ目は、この頃の年齢は小学生になってからよりも親と一緒に行動することが多いからです。

おうちの人と一緒だとお金に触れる機会が多く持てますよ。

電子マネーを使わずに、実際のお金を扱わせることで目に見えるお金の流れを体感させてあげることもしやすいですね。

他の年齢から始めても大丈夫!

では、5~6歳を過ぎてしまったら手遅れか…というとそうでもありません。小学2、3年生から始めるメリットもありますよ。

理解力や自主性が上がっている点では始めやすいです。

反対に5歳より小さい子で特に兄や姉がいる子どもはお金について理解できる場合もあるでしょう。

(2)おこづかいの渡し方は?

続いて、おこづかいの渡し方を紹介します。

これも驚きや発見がいっぱいありました。

「いつ」どんなタイミングで渡す?

みなさんは、「いつ」おこづかいを渡していますか?

本書では毎週あげる「週給制」がおすすめと言われています。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

我が家は毎月の1日としていたのですが、「え?…そんな方法もあるのか!!」と思いました。

理由は、お金の管理がしやすくなるのに加え、失敗も小さくなるからと語られています。

確かに、月に400円もらうのと、週に100円もらうのでは、子どもの行動は変わりそうですね。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

ちなみに、本書によると、親はおこづかいの使い道には口を出さないことを勧めています。

あぁ~!私、「そんなのいらないでしょ!」とか言っちゃってる!

親からみたら無駄遣いも子どもにとっては金銭感覚を養う経験…という訳ですね。

私は、決めるのは子どもとして、「これ家にも似たものない?」など買う前のアドバイスくらいは良いのでは?と考えます。

「どんな約束で」渡す?~おこづかいの仕組み~

おこづかい制で大事なことを伝えます。

本書ではおこづかいと、家の仕事はセットです。

小さいうちから働いてお金を得る体験をしていきましょう!

ちゃたろ~
ちゃたろ~

子どもと一緒にどんな仕事があるかを考えながら、自分ができそうなものを子ども自身が考えて決めるといいですよ。

お仕事表

〖ちゃたろ~家のお仕事表〗

「玄関をきれいにする」ってなるほど!

子どもだけでもできそうね!

また、本書には、おこづかいは「どのくらいの金額を渡すか」についても紹介していますよ。

気になる方は、チェックしてみてください。

(3)子どものお金管理、おすすめの方法は?

みなさんは、子どものお金の管理ってどうしていますか?

私は、子どもに財布を1つ渡しているだけでした。(お年玉などで貰ったお金は親が管理)

なんと、本書ではお金を4つの透明な入れ物で管理することをおすすめしています。

透明ケース
透明ケース

※写真の容器はDaisoで購入したものです。

透明な入れ物を4つ?なぜ?

ちゃたろ~
ちゃたろ~

目的ごとに分けることで、子どもが何のためにお金をもっているか外から見て分かるためでした。

4つの内訳は、こちらです。

  • 欲しいもの(のためのお金)例:おやつ、おもちゃなど
  • 必要なもの(のためのお金)例:ノートや文房具など
  • 短い間の貯金 例:数か月の間に絶対使うことが分かっているプレゼントなど
  • 長い間の貯金 おこづかいではすぐに買えない高い物を買うためや将来のために貯めるよう

結構細かいな・・・と思われましたか?

私は、子どもが小学生、幼児とまだ小さいこともあり、もう少し分かりやすく「使うお金」、「貯めるお金」の2つに分けました。

おこづかい透明ケース
ちゃたろ~
ちゃたろ~

お金を複数に分けたことで子どもなりに、どうやってお金を分けようか考える姿が見られました!

お金が見える化されることできちんと把握でき、いずれは予算を立てる力も身に付くでしょう。

おこづかいは、お金について学べる良い機会!

いかがでしたか?「最新版 子どもにおこづかいをあげよう!」を参考にしながら「こどものおこづかい」を考えていきました。

まとめ
  • おこづかいをあげるのに、ちょうど良い時期は6歳頃。
  • 週給制で渡すのがおすすめ。
  • おこづかいは家の仕事をすることでもらえる。
  • おすすめのお金の管理法は4つの透明な入れ物を使うこと。

本書では、紹介したもの以外に「見えないお金をどう教えるか?」や、「中学生、高校生、大学生のおこづかい」についても書かれていますよ。

小さい頃からお金について学べる機会は貴重です。

私の場合、大人になってから勉強しましたが、小さいうちから学べていたらかしこく過ごせたのに…と感じます。

子ども達が自然と金銭感覚を身に着けられるように関わっていけたらいいですね。

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