子どもを集めるとき、なかなか集まらない。
最初に来た子が、長い間待つ・・・なんてことありますよね。
働き始めた頃の私は、「待ち時間を楽しくできないかな?」と悩んでいましたが、ちょっとした遊びを入れることで解決につながりました!
【この記事の筆者】
・保育歴15年ほどの現役保育士
・子育て専門のWebライター
・2児の父親
準備物と対象年齢
使うものは、ホワイトボードとホワイトボードマーカーです。
ボードの大きさは、子どもが見えるくらいの大きさであれば大丈夫です。
ホワイトボードマーカーは、黒・赤・青の3色あると便利ですよ。(1色でもOK)
描いたものを消す物も必要ですね。
対象年齢は、4歳児、5歳児ですが、やり方次第では、3歳児クラスでも楽しめますよ。
ホワイトボード活用法4選
「片付けして集まりましょう!」と子どもに伝え、半分くらい集まってから、今から紹介することを行うと、後の子も「自分も見たい!」と早く集まります。
クイズ「何を描いているかな?」
保育士がホワイトボードに描く絵を当てるクイズです。
【進め方】
ホワイトボードに絵を少しずつ描いていき、途中で子ども達に答えを尋ねます。
私は、少し描いては、1人当てるように進めました。
絵が苦手な先生も大丈夫です!
近くに、絵本やミニ図鑑など見本になるものを置いて、見ながら描くと伝わるレベルにはなるでしょう。
5歳児クラスの場合だと、子どもがクイズを出す側になってもおもしろいですよ。
りんごやねこ、ダンゴ虫など身近なものを描いていました。
最初に集まった子どもが描けるようにすると、サッと集まった子どもは嬉しそうでした。
人前で絵を描くことは難しい場合もあります。
「やりたい!」といったものの実際は、恥ずかしくなったり人に伝わる絵が描けない場合もあるので、保育士がさりげなくフォローしてくださいね。
あみだくじ
あみだくじの良さは、ドキドキを楽しめるところですよ!
【進め方】
まず、ホワイトボードに3本~5本ほどの線を書き、子どもに当たりがあることを知らせながら下に当たりの印、〇などをつけます。
線の色を分けることができたら、子どもにとって分かりやすいでしょう。
当たりの数は1つでなくても構いませんよ。
当たりをつけた後は、紙などで下を隠しながら何本か線を足して、どこが当たりの線かを尋ねます。
子どもがそれぞれ当たりと思う線を決めたら、順番に線をたどっていきましょう。
あみだくじを初めてする場合は、説明が必要ですね。
- 3歳児クラスでする場合は、横線を引かないくじにしても楽しめますよ。
- 4、5歳児クラスで行う場合は、早く来て待っている子に横線を足してもらっても良いでしょう。
あみだくじは、盛り上がりそうね!
クイズ「何のグループ?」
この遊びは、5歳児クラス向けです。
【進め方】
保育士がホワイトボードに3つほど絵を描き、子ども達はそのものが何のグループか(共通するもの)を当てます。
例えば、ネコ、ゾウ、ライオンを描いた場合の答えは、動物ですね。
ポスト、トマト、いちごを描いたとしたらは、赤色です。
出題する側の画力が求められますが、気楽にやってみましょう!
想像力や思考力が育ちそう!
子ども達からいろいろな答えが聞けそう!!
実際やってみると、子ども達からいろいろな答えが飛び出すのでおもしろいです。
問題は、形や季節、どんな時に使うものかなど様々な視点で作るといいでしょう。
クイズ「覚えてね!どこにいるでしょう?」
暗記の要素を取り入れたクイズです。
まず、ホワイトボードに写真のようなマンションや家などを描いて準備OK
その後「さぁ、今からいろいろな形が登場するよ。どこにいるか覚えてね。」と伝え
1つずつ場所を伝えながら描いていきます。
4つほど描いたらホワイトボードを裏向けにして、「さて、1階には誰がいるでしょう?」や「☆くんはどこにいるでしょう?」と尋ねていきましょう。
1つずつ当てていき、全て分かれば終了です。
- 慣れてきたら、形がいる場所を早く来た子が決めてもてもいいでしょう。
- 登場する形や場所の数を増やしたら難易度があがりますよ。
一例ですが、子ども達は真剣に覚えたり考えたりしていました。
余談:汚れたホワイトボードをキレイにする方法
何度も使っていると、ホワイトボードは黒く汚れてきますよね。
アルコールをかけてティッシュペーパーやウェットティッシュで拭くとキレイになりますよ。
ホワイトボードを使って楽しく過ごそう!
いかがでしたか?
ホワイトボードを活用!子どもが楽しくすぐ集まる方法でした。
紹介したものは、歌遊びのように歌を覚えなくてもすぐにできるところがおすすめです。
気軽にやってみてくださいね♪
ご覧いただき、ありがとうございました。
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