保育で「思いやりの心を育める曲」を探すことはありませんか？
歌を通じて、大切なことを感じたり知れたらいいですよね。
心に響く歌は良い曲が多いため、発表会や音楽会にもおすすめです。
- 4.5歳児クラス向け：子どもの心を育てる歌7曲
【この記事の筆者】
- 保育歴15年以上の現役保育士
- 子育ての記事を執筆するwebライター
- 2児の父親
「思いやりの心を育む」心温まる歌7選
歌の紹介は「曲の特徴」や「保育のポイント」も合わせてお伝えします。
◆ともだちになるために
作詞：新沢としひこ 作曲中川ひろたか
「友達を大切にしよう」と思える分かりやすい歌詞が良い。
ゆったりしたメロディで歌いやすいのも特徴。
歌は2番まで。曲も短いため、4歳児も覚えられる。
歌い出しから良い感じですよね♪
◆きみイロ
作詞作曲：えだまめンズ
- 色と個性をかけて、お互いを大事に思える歌詞が特徴の1曲。
- 「たった1つきみいろ」といった歌詞がステキ♪
- 可愛い雰囲気が伝わる歌で、4歳児にもおすすめ。
- サビの「いろいろとりどりのいろ」がしっかり発音できるとGOOD！
2番のサビの後はメロディに抑揚があり、表現豊かに聴こえるでしょう。
—ここからは、5歳児向けです––
◆てをつなごう
作詞作曲：槇原敬之
- 人とのつながりを意識でき、優しい気持ちが育つ１曲。
- サビが歌いやすく、子ども達は歌詞を覚えやすい。
- メロディに抑揚があり、聞く側は曲に引き込まれる。
- 曲の後半になるにつれて盛り上がる曲の構成がステキ♪
- ２番のサビの「友達になったって証拠」の音程には注意が必要。
２番の後から最後のサビに入る所は感動を呼びますよ！
◆私と小鳥と鈴と
作詞：金子みすゞ 作曲：杉本竜一
- 金子みすゞさんの童謡。
- 歌詞の「みんなちがってみんないい」といった言葉は心に響く。
- 歌詞は、子ども達が想像しやすいことから歌のメッセージが十分に伝わる。
- 身近な言葉で覚えやすく、親しみやすいメロディで歌いやすい。
NHK「にほんごであそぼ」でも放送されていました。
◆なかまはたから
作詞作曲：矢野あきら
- 「なかまはたから一緒に生きる」や「もしも君の友達が笑顔をなくしてしまったら…」といった歌詞は、自然と思いやりの心へとつながる。
- 生き物や地球の環境も大事にしようと思える曲でもある。
- 親しみやすいメロディが特徴。
- 歌詞も子どもがイメージしやすく、すぐに覚えて歌えるようになる。
◆ともだちはいいもんだ
作詞： 岩谷時子 作曲：三木たかし
- 「困った時は力をかそう」「悲しいときは励まし合おう」など、ストレートな表現の歌詞は子ども達に響く。
- 人とのつながりを意識できる曲。
- 自分たちが友達から優しくしてもらった経験を話し合うと仲が深まり、心が育つきっかけになる。
- 音が高いため、歌が好き（得意）なクラス向け。
◆スマイル
作詞作曲： 北川悠仁
- 笑顔でいる大事さや、スマイルが周りの人や自分を元気づけるといったメッセージの1曲。
- 歌詞の「同じこの地球で生まれ僕らは生きている」は、お互いを意識できる。
- また、「足りないものを探して…」と続く部分は大人にもささる。
- 音が高い所があるため、歌が好き（得意）なクラスにおすすめ。
サビで声がしっかりでると、感動的な雰囲気が作れますよ♪
思いやりの心を育むポイントは？
思いやりの心を育むために、歌詞を子ども達と一緒に想像したり意味を伝えたりする機会を持ってはいかがでしょう？
♪私と小鳥と鈴とでは、言葉をゆっくり伝えることでイメージを持てるように
♪きみイロでは、「たったひとつきみイロ」はどんな意味かな？と尋ねるのもいいですね。
♪てをつなごうでいうと、「友達になったって証拠」の証拠は「友達になった印、友達になれたってことだよ」など難しい言葉を分かりやすく伝えても良いでしょう。
歌のメッセージが分かってくると、自然と表現力もでてきて、歌も良くなりますよ。
子ども達が成長できるきっかけになるので試してみてください。
発表会や音楽会、選曲のヒントはここに♪
〖ちゃたろ～ブログ〗＆〖ちゃたろ～保育ちゃんねる〗では、歌について年齢やテーマ、合奏など視点でまとめた記事や動画があります。
保育のアイデアやヒントがあれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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