【幼児向け】メンタルの強い子どもに育てる方法7選を保育士が紹介

メンタル 【子育てネタ】
親

メンタルが強い子どもを育てたい!

打たれ強い子どもになってほしい!!

ちゃたろ~
ちゃたろ~

ちょっとしたことで傷ついている姿を見ると、「これから大丈夫?」と心配になりますよね。

強いメンタルがあると…

  • 自分に自信がもてる
  • チャレンジ精神が高まる
  • ストレスや緊張に強くなるので、非常に頼もしいですよね。

「いやいや、私がメンタル強くないからこの子も・・・。」と思っている方も、大丈夫ですよ!

この記事では・・・

幼児が、強いメンタルを身につける方法7選が分かります。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

【この記事の筆者】

  • 10年以上、幼児の保育を経験する現役保育士
  • 娘と息子を持つ2児の父親

実際に保育や子育てで経験したことを発信します。

すぐに家庭や保育現場で実践できるので、ぜひ試してください。

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強いメンタルを育む方法7選

➀「よくできたね」ではなく、「頑張ったね」と伝える

子どもが何かにチャレンジしたり取り組んだりした時には、結果ではなく過程を褒めるようにしましょう。

竹馬を例にして話しますと、過程はチャレンジしているときに目をむけているため、「できるまでよく頑張ったね」と褒めます。

一方、結果を褒める言葉「できるようになってよかったね」です。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

この2つの言葉は似ているようですが、子どもの育ちが変わってきますよ!

過程を褒めた子ども

他のことにも前向きに取り組み、上手くできなくても粘り強くチャレンジする姿が見られる。

結果を褒めた子ども

できるできないに意識がむき、活動自体を楽しめなかったり集中できない様子があった。

プチまとめ

チャレンジを楽しめる⇒やるべきことに集中⇒強いメンタルに繋がる。

「過程」を褒めていきましょう!

②失敗を経験し、前向きに考える

失敗や上手くいかずに悔しい思いをする機会は、子どもを成長させますよ。

子どもなりに悩みながらもチャレンジすることは、ストレスへの耐性がつき、粘り強く頑張ることを経験できます。

でも、失敗が続くと「もうやらない!」と怒ったりすねたりするのよね。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

そんなときは、、失敗は良いことと子どもに伝え、前向きに考えられるように関わりましょう!

親自身も、失敗は成功の基と思って、焦らず子どもを見守ることが大事ですよ。

私は、保育現場でも家庭でも、「失敗はしてもいいんだよ!!上手になるための通り道」と話しています。

また、失敗して落ち込む子どもに「お父さん(先生)も最初は上手くできなかった。こうやってみたら、少しずつ上手になったよ。」と自身の経験を伝えるのも効果的でした。

プチまとめ

失敗したおかげで、上達した、上手くいったという体験⇒困難があっても立ち向かえるようになる。

③親はアドバイスしすぎない

子どもがチャレンジしているときは、親は静かに見守りましょう。

運動に挑戦している、問題を解いている、製作に取り組んでいるいずれにしても大事なことは子ども自身がやりきた達成感を得ることです。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

達成感を得ると、自信がつき、強いメンタルにつながりますよ!

※親が横からあれこれとアドバイスをしすぎると、子どもは活動に集中できず、やりきっても親のおかげだと感じたり、していることを否定されたと思うこともあります。

アドバイスは、子どもが尋ねてきたときにするのがいいのね。

プチまとめ
  • 子どもは、達成感を味わうことが大事。
  • アドバイスは、「○○してみなさい。上手くいくよ!」と伝えるより「○○してみたら?上手くいくかもよ」と選択できる言い方がおすすめ。

④欠点を活かす方法を子どもと一緒に考える

子どもが自分のことで気にしていることや劣等感を感じているところに注目してみましょう。

もしあれば、親が子どもの自信を持てないところ(欠点だと感じているところ)をポジティブに捉えて伝えることで、子どものメンタルを支えることができます。

例えば…
  • 背が小さいことを気にしている子には、「優しい感じがしてステキだよ」「背が大きい人より素早い動きすごきができるからいいね!」などと伝える。
  • 落ち着きがないと言われる子には、「いろいろなことに興味をもてるのは、ステキなことだよ!集中して遊べるといいね。」話す。

効果ありそう!

子どもにとっては、励みになるわ!!

プチまとめ

身近な大人が自分の個性を肯定⇒子どもの自己肯定感は向上⇒メンタルも強くなる。

⑤子どもをきちんと叱り、心の強さを育てる

子どものメンタルを強くするうえで、適切に子どもを叱ることは大切ですよ。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

実は、ここ数年で子どもをきちんと叱らない親が増えているように感じます。

子どもが危険なことをしていたり、ふざけてマナーを守っていない場合も、叱ってはいるものの表情は和やかなため、子どもに響いていない様子を目にします。

スマホみながら注意するも、目を合わせて話していない人もいるわね。

叱られる経験が少ない子ども

保育士から注意を受けると必要以上に緊張したり、落ち込んだまま気持ちの切り替えに時間がかかる。

普段から適切に叱られている子ども

話を聞き反省すると、すぐに気持ちを切り替えることが多い。

プチまとめ

𠮟られる経験がほどほどにあると、注意や指摘を受けたときに心に耐性ができるため、ストレスにも強くなる。

※「叱る」は、大声で怒ることではありませんよ。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

人格を否定するのではなく、言動に意識をおいて関わってくださいね。

⑥規則正しい生活を送る

よく寝てきちんと食事をとり、適度に運動する子どもは、心が安定し、落ち着いて物事に取り組めますが、生活のバランスが整っていない子は、不安になりやすく、集中もしづらくなります。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

保育現場でも、乱れた生活を送っている子は遊びや友達の輪に入っていきづらいことがありますよ。

また、心に余裕がないと、些細なことでトラブルを起こす場合もあります。

確かに、睡眠不足やお腹が減っているとイライラしちゃう。

プチまとめ

心に余裕があると、様々なストレスに強くなり、その結果メンタルも強くなるでしょう!

親子ともども規則正しい生活を送りましょう。

⑦子どもが何でも話せる環境を作る

これは、親子の関係を作る上でもすごく大切です。

ちゃたろ~
ちゃたろ~

子どもが考えや感情を自由に話せる環境をつくれていますか?

子どもにとって親が話しやすいと、楽しい話だけでなく、困っていることや不安な気持ちを教えてくれます。

不安な気持ちって話していると、自然と頭が整理でき、心の負担が軽くなることってありますよね。

会話のポイント

まずは、子どもの話を否定せず聞き、気持ちに共感し「どうしたらいいと思う?」と考えを引き出しましょう。

安心できる場所が近くにあると、子どものメンタルは安定します。

「安心」という土台をしっかり作ったうえで、メンタルを強くする関りをかさねていきましょうね。

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豆知識:暴言や体罰は脳に悪影響!

子どもをきちんと叱ることについて補足します。

子どもを叱るさいに、暴言や体罰は避けましょう!

大人から暴言を吐かれた子どもは脳の聴覚野(声や音を近くする脳部位)が変形してしまい、体罰によっては、前頭前野(社会生活に極めて重要な部位)の容積が19%ほど減少すると報告されています。

ついつい言葉が強くなってしまう方は気を付けてくださいね。

厚生労働省資料:子どもを健やかに育てるために~愛の鞭ゼロ作戦~より引用

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まとめ

いかかでしたか?

子どものメンタルを強くする方法7選
  1. 「よくできたね」ではなく、「頑張ったね」と伝える
  2. 失敗を経験し、前向きに考える
  3. 親はアドバイスしすぎない
  4. 欠点を活かす方法を子どもと一緒に考える
  5. 子どもをきちんと叱り、心の強さを育てる
  6. 規則正しい生活を送る
  7. 子どもが何でも話せる環境を作るでした。

メンタルって繊細ですよね。

紹介した方法をすべてするのは難しいかもしれません。

1つずつ試すなどしながら、子どもに合うやり方をみつけてくださいね。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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