子どもたちに感動する曲を歌わせたいなぁ
どんな歌があるかな?
感動する歌は、保護者の心にも残りますよね。
子どもの心も育ちます。
【この記事の筆者】
・保育歴15年ほどの現役保育士
・子育て専門のWebライター
・2児の父親
心にひびく感動曲 12選
紹介の仕方は、まず4歳児クラスにおすすめの歌を3曲、次に5歳児クラス向けの歌を9曲を『歌のポイント(魅力)』と合わせてお伝えします。
年齢はあくまでも目安です!
–4歳児クラスにおすすめ–
◆あしたも♡ともだち
作詞作曲:西脇唯
- ともだちのことを大事に思える1曲
- 4歳児にもイメージしやすい歌詞がGOOD!
- テンポよく歌えるリズムもおすすめ。
- 歌は3番までありますが、2番までにしてもOK
◆おひさまになりたい
作詞:新沢としひこ 作曲:中川ひろたか
- 「誰かを好きになると、心が温かくなる」など優しい歌詞が特徴の1曲。
- 歌いやすいテンポと音程がGOOD!
- 特に、サビは歌いやすい。
- 可愛い雰囲気のメロディが4歳児にぴったり。
◆にじ
作詞:新沢としひこ 作曲:中川ひろたか
- 曲はしょんぼりした気持ちから、前向きになる様子を表現。
- サビでは、虹が広がるようにしっかりと声が出せたらバッチリ!
- 歌は3番までありますが、同じ歌詞のところも多いので、覚えやすい。
–5歳児クラスにおすすめ–
◆てをつなごう
作詞作曲:槇原敬之
- 人とのつながりを意識でき、優しい気持ちが育つ1曲。
- 曲の後半になるにつれて盛り上がる曲の構成もステキ。
- サビがとても歌いやすく、子ども達もすぐに覚えやすい。
- 2番の後、「大好きな友だちが世界中にいるなら、この世界はなんてすてきな場所だろう」と歌い、最後のサビに入る所は感動を呼ぶ。
※2番のサビの「友達になったって証拠」の音程に注意が必要です。
◆ね
作詞作曲:高橋はゆみ
素直な表現で心が温かくなる1曲。
「大きくなってもつきあってたいよね」「いっしょにいられることが、ただとてもうれしい」といった歌詞が心に残る。
歌も3番まであり、少し難しめな曲。
歌の入る所や声の出し方に気をつけましょう。
◆きみのこえ
作詞:相田毅 作曲:上野義雄
- 「声」をテーマにした、友達や周りの人を大切に感じられる1曲。
- 「僕は君の声が好き、話す笑う声が好き」といった分かりやすい表現がGOOD!
- 高い声と低い声のメリハリをつけて歌う(音程を楽しむ)ことができるは年長ならでは。
- 歌詞は覚えやすいですが、メロディにのって歌う難易度は少し高め。
◆ありがとうの花
作詞作曲:坂田修
- 感謝の気持ちを伝える優しい1曲。
- 分かりやすい歌詞に加え、歌も2番までと歌いやすい。
- 声が出しやすい音程とメロディもおすすめ。
2番では、「夢」が出てきます。
子ども達と夢について話すきっかけにもなりますよ。
◆なかまはたから
作詞作曲:矢野あきら
- 「なかまはたから 一緒に生きる」など友だちのことを大切に思える歌詞がステキ。
- 歌いやすいメロディ
- サビの歌詞が3番とも同じ歌詞のため、覚えやすい。
- 地球の環境を大事にしようと思える1曲でもある。
- SDGSをテーマに活動した年にはおすすめの歌。
–卒園ソングにも使えるおすすめ曲–
◆やくそく
作詞作曲:柚梨太郎
- 歌は、「明日も一緒にあそぼうねー」で始まる可愛い歌詞がステキな1曲。
- 友達とのつながりを意識できる。
- テンポもちょうどよく、子どもたちが歌いやすい速さ。
- 歌では、音を伸ばして終わる所が多いのが特徴。
次のパートにスムーズに入っていけるようにしましょう。
◆あしたははれる
作詞作曲:坂田修
- 友だちを思って歌う温かい歌詞がステキ。
- 「すきだから きみがすきだから」といった真っすぐな歌詞がGOOD!
- 曲は短めなので、覚えやすい。
- 曲の最後に、子ども達の声がきれいに伸びると聞き応えもあり感動を呼ぶ。
◆こころのねっこ
作詞作曲:南夢未
- 子どものこれまでの成長とこれからの希望をうたった歌。
- 人との出会いを大事にできる歌詞もステキ。
- テンポが少しずつ速くなり盛り上がるので、抑揚がつけば聞きごたえ抜群。
- 2番の「♪いちにち、いちにち」など言葉をはっきり言えると表現豊かに聴こえる。
◆ともだちはいいもんだ
作詞: 岩谷時子 作曲:三木たかし
- 友達を大切に感じられる1曲。
- 「困った時は力をかそう」「悲しいときは励まし合おう」といった歌詞は子ども達にひびく。
- 実際に、自分たちが優しくしてもらった経験を話し合うと仲が深まる。
- 劇団四季のミュージカル『ユタと不思議な仲間たち』の劇中歌。
歌詞の意味を知れば、学びや歌の上達につながる
いかがでしたか?
心にひびく歌って歌詞のメッセージが温かく、自然と大切なことに気付けますね。
歌詞について、子どもたちと振り返る時間を持ってはいかがでしょう?
歌詞の意味を伝えたり、子どもたち同士で言葉の内容について考えると、心の成長にもつながり自然と表現も豊かになります。
歌も良くなるのは嬉しいですね。
楽しく充実した時間になることを願っています。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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