
子どもの歯並びが気になる💦
口が小さいから永久歯がきれいに並ばないかも…

歯並びや口の大きさは、「遺伝かな?」とも思いますよね。
しかし・・・実は、遺伝ではありません。
●歯並びが悪い原因
●歯並びが良くなる4つの方法
●あごの骨(口)の発達

【この記事の筆者】
・保育歴15年ほどの現役保育士
・子育て専門のWebライター
・2児の父親
矯正歯科の先生方から直接聞いた話と我が子の成長から感じたことをもとに、お伝えするので
ぜひ、日々の子育てに生かしてみてくださいね。
子どもの歯並びが悪くなる原因
はじめにもお伝えしましたが、歯並びやあごの大きさは遺伝ではありません。

えっ、そうなの!?

複数のお医者さんからお聞きました。
では、歯並びが悪くなる原因は何かというと・・・
「あごが十分に発達していないから」なんです。
あごがしっかり発達すれば、歯が並ぶスペースができて、噛み合わせも良くなります。

そのあごは、いつどうやって育てたらいいの?
子どもの歯並び-あごを育てる4つの方法
ポイントは、幼い頃からあごをしっかり使うこと!です。
そこで、具体的で効果のある方法を4つ紹介しますね。
① 奥歯で噛んで食事すること
奥歯はあごに力を伝える場所。よく使うことで、あごの骨にしっかり刺激が届いて発達します。やわらかいものばかりだと育ちにくいんです。菓子パンを前歯でちょこっとかじるだけ・・・では足りないんです。
② 口を閉じて食べること
口が開いていると、あごに力が入りません。口を閉じて食べるだけで、自然と噛む力がアップし、あごの筋肉も育ちます。口が空いて食事しているかは分かりやすいのでチェックしてみてくださいね。
③ 鼻で呼吸すること
口呼吸をしていると、舌が下がり、あごの骨に正しい力が伝わりません。
反対に、鼻呼吸ができていると、舌は自然と上あごにピタッとくっつきます。
その結果、上あごが横に広がり、歯がきれいに並ぶスペースが生まれますよ。
舌の正しい位置は「上あごにピタッとつけている状態」が理想です。
④ 大きいものも食べること
大きめの食材にかぶりつく動きは、あご全体のバランスを育てます。
ここで言うバランスは、あごが前後・左右・上下にしっかり動かせる点ですね
やわらかい物ばかり食べていると動きが偏ってしまうので、リンゴ、とうもろこしを丸かじりするような動きや大きく口を開けて食べる動きが大事ですよ。
知って納得!あごの骨の発達
最後に、あごの骨の発達についてお話しますね。
上あごの骨は、実はひとつの大きな骨ではなく、小さい骨が左右に分かれていて、これが12歳ごろにひとつにくっついて閉じると言われています。

矯正は早い(若い)方が良いのは、骨が柔軟に動かせるからでなんですね。

大人の矯正がすごく痛いのは、閉じた骨を無理に動かすからなんだ💦
良い習慣からあごを育て、歯並びを整えよう!
(パワーポイント)の画像
まとめますと
歯並びが悪いのは遺伝ではなく、あごが十分に発達できていないため。
そして、あごをしっかり育てるにはこの4つがポイントです。
・奥歯で噛んで食事すること
・口を閉じて食べること
・鼻呼吸すること
・大きいものも食べることです。
歯並びを良くするためには、生活習慣がすごく大切!

口を閉じて食べるようにするのは、2、3歳ごろから伝えていけそう!

うちの子は、6歳頃から「口の使い方」に意識して関わってきました。
現在7歳で乳歯と乳歯の間ができて、育ちを感じます。
子どものあごの発達は、毎日の習慣の積み重ねで大きく変わります。
今からできることを、少しずつ意識して取り入れていきましょう!
矯正歯科を受診し、状況を知るのも1つ!
「うちの子の口、どうかな?」と思った方は、ぜひ近くの矯正歯科で相談してみてください。

個人的には、2つくらい回ってみると、違った視点の話も聞けて参考になりました。
医師によって考え方、処置の仕方がそれぞれだと感じることもあるでしょう。
矯正は高額ですし勧められることもあると思いますが、情報を整理して、納得してから判断してくださいね。
コメント