「保育士を辞めたい」、「仕事がしんどい」、「どうしていいか分からず辛い」と悩むことはありませんか?
大変な日常を過ごすのは嫌ですよね。
※この記事は、仕事(保育)が辛い人が少しでも心が軽くなれたり、解決につながることを願って作りました。
【この記事の筆者】
・保育歴15年ほどの現役保育士
・子育て専門のWebライター
・2児の父親
私は現在、保育士をしながらYouTubeや保育に関するブログも運営していますが、過去に保育の仕事や職場に絶望し、心が保てなくなる時期がありました。
保育士を辞めたい時に自分を守る心の持ち方と行動6選
私が心を病んだ時に、助けとなった考え方や行動を6つお話します。
1人で悩まない
仕事や人間関係が上手くいかない時、1人で悩んでいませんか?
悩みを話すのは「相手に悪い」、「カッコ悪い」と思うこともありますよね。
しかし、1人で悩んでいても解決できることは少ないものです。
ぜひ、信頼できる人に悩みを打ち明けてください。
同じ園の人でも、違う職場の人でもOKです。
人に話すことで楽になり、解決に向けて動き出すことがあります。
私は大変そうな姿を見かねた人が声をかけてくれたことで、解決の道が開けました。
1人で悩んでいるとどうしても悪い方向に考えてしまいますよね。
勇気をもって相談してみましょう。
自分ばかりを責めない
優しい人ほど、上手くいかない原因を全て自分のせいにしがちです。
自分が上手くできていれば…あの人と仲良くやれていれば…と振り返り、「私が悪いから仕方ない」と思うことありますよね。
しかし、本当に全て自分が悪いのでしょうか?
環境や人と合わないだけかもしれません。
周りのせいにしましょうと言っているのではなく、大変な状況には様々な理由があります。
あまり自分を責めすぎないようにしましょう。
ストレスの原因を整理する
自分が何にストレスを感じているのか、何に困っているのかを整理しましょう。
仕事内容、人間関係など落ち着いて見つめ直してみてください。
真っ白な紙に正直な気持ちを書き出すと、心が整理されますよ。
意外と仕事そのものではなく、人間関係が原因の場合もあります。
気持ちが沈んでいると、何が辛いのかきちんと判断しにくいかもしれませんが、悩み解決につながる重要な作業です。ぜひ取り組んでみてください。
転職活動をしてみる
私は実際にしたことで、今の場所から少し離れた気がして気持ちが楽になりました。
転職活動・・・といっても、転職サイトに登録して他の仕事や他園の求人情報を見たり、転職エージェントの話や企業で働く人の話をきいたくらいです。
無料の範囲でやれることをやってみただけです。
ぜひ、試してみてください。
園が変わるだけで、こんなに違うの?と思うくらい保育の仕方や雰囲気は大きく違います。
一般企業に興味がある方は、「マイナビエージェント」などの転職エージェントに登録すると良いでしょう。
担当の方から連絡があり、相談に乗ってもらえますよ。
私の場合、最終的に異動することで解決しましたが、転職活動をして「ここだけが働く場所ではないんだ」「ここにずっといる訳ではない」と思えたことが心の支えになりました。
教員からの転職を考える方のための専門情報メディアもありますよ!
実際に教員からビジネス界へ転身を果たした元教員が、自らの経験を活かした実践的なアドバイスや、教職スキルを活かせる転職先の提案、ビジネス業界での成功事例など、多角的な情報を発信しています。
教員一人ひとりが自身のキャリアを主体的に選択し、より充実したワークライフバランスを実現できるよう支援することで、教育現場全体の活性化と変革に貢献することを目指しています。
休む・辞めることも前向きな選択
心の調子が悪くて休むことや仕事を辞めることは悪いと考えていませんか?
私はそう思っていました…。
調子が悪くても働き続けるのが当たり前と考えていました。
しかし本当に、そこまでして働くべきでしょうか!?
私はある人に「あなたの仕事の代わりはいるけど、あなたの代わりはいない」と言われ、意識が変わりました。
本当にしんどい時は休みましょう。体は正直で、私は視力が落ちました。
無理をしたら回復も遅くなりますので、自分を大事にしてください。
環境を変えることがカギ
辛い時には、環境を変えて働くことが1番の解決策かもしれません。
保育所や子ども園、幼稚園は小さな世界です。場所によったら、偏った考えや独特な雰囲気の所もあるでしょう。
環境が変われば心機一転、スタートをきりやすいですよ。
私は異動先で、同じ話をしても周囲の反応が全く違うことに驚きました。
環境を変えることは勇気もいりますが、今より良くなると信じて一歩踏み出してみましょう。
私が辛い経験から学んだ3つの気付き
最後に私の話を少し。
私は、1度は保育の仕事がすごく辛くて辞めようと思いました。
保育士6年目、異動した先の園に馴染もうと、意見を控えたことや上手に動けなかったために管理職からターゲットにされ・・・行き過ぎた対応もあり気力がなくなっていきました。
幸いなことに私は人に助けてもらいましたが、この経験で3つの学びがありました。
自分の意思を伝える
主張することは大事です。上手く言葉にできなくても、自分の意思を伝えることは必要だと感じました。
厳しい現実ですが、保育の世界では主張しないと相手に認めてもらえないことがあります。
一歩踏み出す勇気を持つ
環境を変えるための一歩や自分を変えるチャレンジをしてみませんか?
私の場合は、環境を変えたことで悩みから解放されました。
現状維持を好むのは人の本能とも言いますが、合わない場所や合わない人とは離れる勇気を持つことも大事です。
同じ場所で意識を変えて前向きに頑張ると決めることも1つですよ。
やれるだけやっていきましょう。
相手の立場や気持ちに寄り添う
人はいろいろな立場や気持ちを抱えています。
そのため、話しやすい関係や環境作りの大切さに気付きました。
のびのびとできることが、大人も子どももいかに大切かを実感しました。
保育士を続けるか迷ったら、自分の心と向き合おう
保育の仕事は大変ですよね。
保育士を続けるか辞めるか迷った時には、じっくり自分の心と向き合ってくださいね。
紹介した「保育士を辞めたい時に自分を守る心の持ち方と行動6選」も参考にしてください。
- 1人で悩まない
- 自分ばかりを責めない
- ストレスの原因を整理する
- 転職活動をしてみる
- 休む・辞めることも前向きな選択
- 環境を変えることがカギ?
無理せず焦らず、できることを1つずつやっていきましょう。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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