みなさんは、卒園式で子供が歌う曲の選曲に悩んだことってありませんか?
良い歌が多いだけに、どれを選んだらいいのか迷いますよね。
【この記事の筆者】
- 現役保育士:10年以上、幼児の保育を経験
- webライター:子育ての記事を執筆
- 2児の父親:娘と息子
実際に保育で経験したことを発信します!
卒園ソングってどんな曲?
いろいろな曲が卒園ソングにありますが、歌の内容はそれぞれです。
場面に応じた曲がきちんと歌えると、式が感動的なものになるでしょう。
ここでは、おすすめ7曲の歌の特徴と指導のポイントをお伝えします。
また、イメージが持てるように視聴できるようにしているので、気になるものがあれば、チェックしてみてください。
5歳児(年長)クラスにおすすめの卒園ソング 7選
ありがとうこころをこめて
作詞:山崎浩 作曲:山崎浩
- 育ててくれた人への感謝をうたった歌。
- 子供に優しいメロディで歌いやすいのが特徴。
- 歌い出しも入りやすく、子供たちの声もそろいやすい。
- イメージしやすい歌詞であることから、意味をしっかり理解して歌える。
こころのねっこ
作詞:南夢未 作曲:南夢未
- これまでの成長とこれからの希望をうたった歌。
- テンポが少しずつ速くなり盛り上がるので、抑揚がつけば聞きごたえ抜群。
- シンプルな歌詞で思いがしっかり伝わる。
- 2番の「♪いちにち、いちにち」など言葉をはっきり言えると表現豊かに聴こえる。
同じフレーズが続くところでは、混同しないように覚えていきましょう。
さよならぼくたちのほいくえん(ようちえん、こどもえん)
作詞:新沢としひこ 作曲:島筒英夫
- 園で過ごした思い出を歌った1曲
- 少しテンポが速めですが、子供たちにとっては歌いやすい。
- サビで声がしっかり出せるとバッチリ。
2番の歌詞「ゆきだるまも」は、園によっては子供たちと相談して、変えるなどアレンジしても良いでしょう。
やくそく
作詞:柚梨太郎 作曲:柚梨太郎
- 温もりのある前向きな歌詞がおすすめ。
- 「明日も一緒にあそぼうねー」など可愛いフレーズもステキ。
- ほっこりしつつも、たくましい雰囲気がある曲。
- テンポもちょうどよく、子供が歌いやすい速さ。
歌では、音を伸ばして終わる所が多いので、次のパートにスムーズに入っていけるようにしましょう。
ね
作詞:高橋はゆみ 作曲:高橋はゆみ
- 思いやりの気持ちから心が温かくなる1曲
- 友達との繋がりも意識できる歌詞がおすすめ。
- 歌の入る所や声の出し方に気をつけたり、歌が3番まであったりと少し難しめ。
たいせつなたからもの
作詞:新沢としひこ 作曲:新沢としひこ
- 友達や園で過ごした日に思いを寄せた歌
- シンプルな歌詞と繰り返しのメロディが特徴。
短い歌なのですが、似たフレーズの歌詞が多いので、覚える時に気を付けましょう。
はじめの一歩
作詞:新沢としひこ 作曲:中川ひろたか
- 未来の自分たちへのエールになる曲。
- 前向きな気持ちになれる歌詞がおすすめ。(特に、2番がステキ。)
声を伸ばすところが多いので、丁寧に歌い方を伝えていきましょう。
また、抑揚をつけて歌えると、聴きごたえが出てきます。
おまけ:またね
作詞作曲:町田浩志
- 歌い出しからテンポよく入れ、元気な声で歌える。
- 温もりのある歌詞と表現豊かに歌えるメロディがステキ。
- 2番の歌詞が少しイメージしにくいため、オリジナルの歌詞を作ってもGOOD!
- 4歳児クラスが贈る歌としても◎。
まとめ
卒園ソングは、ステキな曲が多いです。
曲のテンポ、メロディ、歌詞など子供たちに合うものを選んでいきたいですね。
子供たちと歌詞の意味について触れながら「誰に、どんな気持ちで歌うのか」を子供たちと考える機会をもってみましょう!
気持ちが入ることで表現が豊かになったり、歌う姿勢がよくなったりします。
試してみてくださいね。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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