この夏、「子供が潜れるようになってほしい❕」「水に慣れて顔付けができるようになってほしい❕❕」と感じている方の力になりたいという思いでこの記事を書いています。
・・・というのも、私、10年以上幼児クラスを持ってきて、これまでたくさんの子供たちとプールに入ってきました。
いろいろな子供がいたので、その分方法を考えて実践してきました。
頑張って潜れるようになった子供は、心も大きく成長します✨✨
どんな環境で遊ばせるかといった[環境編]と、どんなことをやってみたらいいかといった[実践編]の2つに分けて説明していきます。
環境面
水温が高めのプールで遊ぶ
水温が低いプールでは体が縮こまり、気持ちも前向きになれません。
せっかくプールに入っても「早く上がりたい・・・😢」と子供がつぶやくでしょう。
そのため、おうちの庭など外でプールをする場合は、早めに水を入れだして十分に水温が高くなってから遊ぶといいでしょう♪
また、天気も晴れ🌞ていると子供は開放的な気分で遊べるでしょう✨
(水温を上げる方法として、沸かしたお湯を入れるのも1つです。)
お風呂で顔付けしてみる
いつも過ごしている空間や場所だと「やってみよう」とチャレンジしやすいお子さんは多いはず。
おうちの人も一緒に入っているので、[やってみせること]もできます。
子供からしたら、自分にとって一番身近な人がしていることは、真似しやすいので一歩が踏み出しやすいです👣
1人でプールor少人数で入る
子供がチャレンジするのをためらう理由は、「恥ずかしい」「できなかったらどうしよう」といった気持ちがあるからです。
側に人がいる場合、大人は気にならないかもしれませんが、子供はむちゃくちゃ気になります。(4歳頃からの発達の特徴です。)
兄弟でプールに入っている場合は、タイミングを見ながら1人でのびのび入れる時間を作り、おうちの人と練習をしてみるのも方法の1つです。
※水が苦手な子供が得意な子供と一緒に入ると、潜って遊ぶ子供の水しぶきが顔に飛んでくることにより、気持ちが萎えてしまいます。
穏やかに入れるよう、なんとなく水が苦手な子供たちで入れるようにすると楽しめて遊べ、さらに顔付けにも意欲をもつことができます。
実践編
大人の手の平に顔をつけてみる
「ここに顔をつけてみて」と大人が両手を広げて水面に浮かべます👐
つけらえたら手を少しずつ水に近づけていき、水の中でもできるようにしていきます。
できたら大げさに褒めると、子供は嬉しくてチャレンジしたくなります✨
おもちゃ集めやフープくぐりなど、楽しく遊ぶ
自然と遊ぶ中で水に慣れることが大切です。楽しく遊んでいるうちに、いつの間にかできちゃったなんてこともあります。
顔をつけている瞬間があれば、「すごいすごい❕❕」と一緒に喜ぶと自信になり、さらに上達していくでしょう✨✨
※具体的な遊ばせ方の方法については、こちらの記事に詳しく書いていますので、ご覧ください。
顔付けしている間、数を数えてあげる
顔が一瞬でも付けられるようになったら、つけている間の数を側で数えてあげましょう♪
たとえ0.1秒でもそこは1秒として数えてください。「今は1秒だったね。今度はどうかな??」と関わると、子供はやる気を出します。
数字は具体的に頑張りが子供自身で分かるので励みになるのです。記録更新するたびに一緒に盛り上がれれば、子供はどんどん上達し、潜ることへと繋がっていきます✨
子供のしてることを観察&待ってみる
子供は雰囲気を察する力があるので、「水に顔を付けてみよう」と言われていることや求められていることは何となく分かっています。
でも、勇気がいるから心が揺れる。そんな心境にある子供もいます。
そんな時は、あえてそっとしてきおきます。真面目な長男長女に多いパターンでもあるのですが、そっとしておくと自主的に頑張ろうとする姿がでてきます。あれこれ言いすぎず、子供を待つことも大切です。
まとめ
子供が水に顔を付けられるになる具体的な方法7選についてでした。
- 水温が高めのプールで遊ぶ
- お風呂で顔付けしてみる
- 1人でプールor少人数で入る
- 大人の手の平に顔をつけてみる
- おもちゃ集めやフープくぐりなど、楽しく遊ぶ
- 顔付けしている間、数を数えてあげる
- 子供のしていることを観察&待ってみる
一度顔付けができるようになった子供は、自信をつけてどんどん上手になっていきます。
0から1に行くまでがとても大変ですが、水が苦手だった子供ほどできるようになった時の喜びも大きく、心も成長します⤴
明らかに表情がたくましくなったお子さんをいっぱい見てきました✨
この成功体験から、いろいろなことに挑戦するようになった子供もいますので、ぜひ今取り組んでおられる方はやり遂げていただきたいです🤗✨
ご覧いただき、ありがとうございました。
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