
子どもが育つ良いおこづかいの渡し方ないかな?

いろいろな渡し方がありますよね。
家事力とお金の知識が身につく渡し方を見つけました!
その名は・・・『コツコツ家事おこづかいチャレンジ』
コツコツ家事おこづかいチャレンジ
・家事力が育つ
・継続する
・お金の知識が少し身につく

【この記事の筆者】
・保育歴15年ほどの現役保育士
・子育て専門のWebライター
・2児の父親
自身の経験を中心にお伝えします
コツコツ家事おこづかいチャレンジとは
おこづかいのルール①
おこづかいといえば、一般的には「ひと月に○円」「1週間に○円」とまとめて渡す方法もありますが、少し違います。
🌟 決めた家事をすると、お金がもらえる仕組み
🌟 続けることで報酬がアップ!
例えば、最初は洗濯物を干すと 10円 もらえます。
1週間続けると 15円 にアップ!さらに続けると 20円・・・と、継続するほど増えます。


続けると増えるのがポイントね!

娘におこづかいシステムを伝えると、喜びと驚きが混ざったリアクションを見せていました。
- カレンダーに書いて話す
- 実際にお金を見せながら伝える
おこづかいシステムが結構な衝撃だったのか、次の日から娘と息子2人とも毎日家事をするようになりました。
「お金が入らないと家事をしないのか?」といったツッコミもありますが、自分で稼ぐことを体験できているので良しとしています。
おこづかいのルール②+運用システム

お子さんが小学生の場合、1つルールを足します。
それが「お金を払い出さない場合にのみ、お金が増える」です。

家事を続けているだけではお金が増えないの?
どうして、そんなルールを足したの?

お金を運用する感覚を味わってほしいと考えたからです。
例えば・・・今週10円で家事をしていたとして、お金をもらわず預けたままだと次の週が15円にあがる仕組み。
🌟どこかで「お金をもらいます。」といった場合はそれまで貯めたお金がまとまって入る。
🌟続ければどんどんお金があがり、MAX 1回50円まで上がる。
🌟50円までいくとそれまでの分が渡され、また10円からスタート。


家事をしてすぐお金をもらうこともできるけど、貯めて置くと増えるのはおもしろいね!

1回何円まで引き上げるかは家庭の都合できめたらいいですね♪
運用する感覚といっても、「運用」は実際減ることもありますよね。
ですが、一先ずお金を預けて増える感じを体験してもらおうと考えて実践しています。

ちなみに実際のお金の運用について、簡単に説明しましたが、小学生にはぼんやりとしたイメージ・・・もう少し大きくなってからですかね。
コツコツ家事おこづかいチャレンジを試して3カ月・・・
我が家は毎晩洗濯物を干してくれていますよ。
はじめは2人で毎日していましたが、今は日替わりで行っています。

どうして日替わり?

2人とも当初に比べ、かかる時間が飛躍的に早くきれいに干せるようになったからです。
どちらかがさぼってもめることも理由の1つですが・・・

兄弟あるあるですね!
おこづかいシステムは継続してますか?

下の子は気分がのらず、断念してそれまでの分を渡すことがありましたが、今は2人とも貯めていますよ。
続けるとお金が増える・・・つまり1日やらない日があると、また10円に戻るルールなので続くのでしょう。
家庭で実践する場合、家事の中身は、風呂洗いでも、洗い物や料理の手伝いなど何でもOKだと思います。

家庭の状況によって決めると良いでしょう。
おこづかいは、貯めることも使うことも大事
貯めたお金ですが、最近娘は、友達と遊びに行くときに使っていました。
今までなら「おこづかいは?」と聞いていたのですが、そのときは自分で財布に必要な分のお金を入れて「これくらいでいいかな?」と聞いてきました。

自立しはじめてる!!

子どもにとって自分でお金を使う経験も大事なのかも・・・と感じた瞬間でした。
自分のお金を使ったからこそ得られる体験が、お金の知識や感覚につながるのでしょう。
コツコツ家事おこづかいチャレンジで子どもの自立につなげよう!
運用ルールは抜きにしても「コツコツ家事おこづかいチャレンジ」はおすすめです。

おこづかいの渡し方に迷われている方、ぜひ、家庭の形に合わせつつ取り入れていてくださいね。
おこづかいの考え方を紹介した書籍の記事も参考にしてください。
ご覧いただきありがとうございます。
コメント