近年、子供の体力低下に関するニュースをよく耳にしませんか?
私自身、10年前と今の子供を比較して「確かに・・・」と感じる時があります 。
この記事では体を動かす基本部分ともいえる体幹を育てる遊びを紹介します。
この記事は、10年以上の保育経験と2児の子育て経験をもとに書いています。
実際の子供たちの様子などをお伝えします。
体幹の必要性
体幹とは、体の幹、つまり胴体部分を指します。
胸、背中、お腹、腰、お尻は全て体幹の一部です。
体幹によって、姿勢を保ち、腕や足の力を発揮することを可能にします。
スポーツ選手が体幹トレーニングをしているイメージだけど、子供にも関係あるの?
小さい頃から体幹が育っていないと困ることがたくさんあるんだよ。
- 良い姿勢が保てない
- よく転ぶ
- うまく走れない
- 物や人にぶつかる
- 姿勢が悪くなる
- けがをする
- 集中が続かない
- 運動への苦手意識がでる
姿勢が悪くなると、目も悪くなるし、いいことないね…
そこで、解決策の1つとして体幹の育ちに繋がる遊びを紹介します。
体幹が育つ遊び
公園の遊具で思いきり遊ぶ
おすすめは 滑り台やブランコ、ジャングルジムです。
数種類の遊具が組み合わさった総合遊具も子供たちの運動機能を大きく育てます。
「どうやってやろうかな?」と子供なりに考えながら、いろいろな体の動かし方をして遊ぶ経験がとても重要なのです。
下のイラストをご覧ください。
“腕の力で体を支えて登る” “体のバランスをとって動く” “体を縮めてくぐる”など様々な体の姿勢をとっていると思いませんか?
さらに「遊具は楽しい♪」という思いから、自然とたくさん遊べることも魅力の1つです。
限られた場所にしかありませんが、”山型のトランポリン(ぼよんぼよんとした膨らみのある遊具)”は特におすすめです✨
山登り、ハイキング
舗装された道ではなく、凹凸のある山道が体に程よい負荷をかけてくれます。
バランス感覚や足腰が強くなるだけでなく、「ここはよけて歩こう」など自然に考えながら歩くこともすごく良いことです。
登山は、登り降りで一定の運動時間も確保ます。
さらに自然の中で心もリフレッシュできることもおすすめの理由です✨✨
縄跳び
縄を跳ぶ(ジャンプする)動作は、単純に見えて実は多くの筋肉を使っています。
しっかりとした全身運動で、何度もジャンプすることや体をまっすぐ伸ばすことなどから体幹の育ちに繋がります。
縄跳びが上達する教え方や子供の気持ちを汲んだ関わり方については下記の記事で詳しく説明しているので、興味があればご覧ください。
ボール遊び
『投げる』『転がす』『追いかける』『捕る』といったさまざまな動作が体幹を育てます。
また、予測しながら物の動きに合わせることも重要で、目の神経の発達にも良いとも言われています。
サッカーやキャッチボールなど、いろいろな遊び方ができるのもボール遊びの良さの1つですね。
ダンス
ダンスの良さは、普段動かさない体の部分を曲に合わせて自然に楽しく動かせるところです。
また、リズム感だけでなく、柔軟性もつくのもおすすめです♪
YouTubeで動画を再生したり、好きな曲を流して自由に踊ってみてはどうでしょう🎵
簡単で覚えやすいダンスはこちらにいくつか載せています。
忍者、昆虫などいろいろなジャンルがあるので良ければのぞいてみてください。
遊ぶ時のポイント
子供と一緒に遊ぶ
可能であれば、子供と一緒にやってみて子供の気持ちに共感してあげましょう。
楽しい気持ちは“何度も遊ぶ、やってみる”に繋がってより体幹の育つきっかけになります。
友達と一緒に遊ぶ
1人で遊ぶより、気の合う友達といると楽しい気分になります。
また、刺激を受けることもたくさんあります。
一緒に遊ばせていたら自然に成長した・・・なんて話はよく聞く話です♪
ぜひ、試してみてください。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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