
運動会までにやっておくことは何?

当日に慌てないための配慮や、クラス運営で大切なポイントを紹介します。
●運動会を成功に導く「7つのポイント」

【この記事の筆者】
・保育歴15年程の保育士
・子育て専門Webライター
・3児の父親
私や先生友達の経験からお伝えします♪
運動会の成功へ!保育のポイント
自分たちで準備する力を育む

演技の前に、自分でサッと並べることができると、とても頼もしいです。
「誰の隣に立つか」「前後の友だちは誰か」を意識できるよう、声をかけていきましょう。

私は「準備も大事だよ」と励まし、素早くできると褒めています。
準備から主体的にできると、その後の演技も集中して取り組めます。
欠席時の対応

当日は体調不良などで欠席が出ることもあります。
「もし休んだらどうする?」を事前に考えておきましょう。
- 列を詰める
- 誰かが2回走る
- アナウンスを一人で担当する
いろいろなパターンがあります。
いきなり当日では子どもも焦るので、練習で試しておくと安心です。
ケガへの対応

運動会は子どもたちも気合が入っています。転倒やケガはつきもの。
担任は演技全体をまとめる立場なので、すぐに動けるとは限りません。

フリー、サブの先生と役割分担を決めておきましょう。
救急セットの場所や対応の仕方など確認しておくと安心ですね。
水分補給のタイミング

秋とはいえ、まだまだ暑い時期。
緊張や集中で水分補給を忘れる子もいます。

「この演技が終わったら必ずお茶を飲む」とタイミングを決めておきましょう。
熱中症を防ぐために、大人が意識して声をかけていきたいですね。
優しく声をかけ合える雰囲気づくり

「○○ちゃん、場所ちがうよ!こっち!」と強い言い方になる場面、ありますよね。
周りを見ているからこその姿ですが、保護者から見ると気になることも。

私は子どもの気持ちも汲みつつ「もし違うと思ったら、そっと優しく教えてあげてね」と伝えています。
仲間を思いやる気持ち、大事ですよね。
マイク担当の子への配慮

アナウンスは、得意な子もいれば緊張する子もいます。
一人では難しければ二人組にしても良いですし、必ず予行で経験させておきましょう。

私はクラスで「聞き合いっこ」をしていました。
場慣れすることで、当日も自信を持って元気な声で取り組めます。
ねらいを忘れず主体性を大切に

運動会が近づくと「形にしなきゃ」と焦って、つい言葉や雰囲気が強くなることもありませんか?

私は…あります💦
演技の形ももちろん大事なのですが、5歳児の場合だと「友だちと協力する」「運動や表現を楽しむ」ことも大切ですよね。
「何のためにやっているか、」「主体的に活動できているか」視点も忘れないようにしましょう。
思い出に残る運動会に

運動会は子どもたちにとって大切な経験です。
事前の準備や配慮を大切にし、安心して楽しめるようにしましょう。
子ども達や保護者、先生にとっても良い日になりますように。
ご覧いただきありがとうございました。


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