みなさんは、迷路を作る際に、どうやって作るか迷うことはありませんか?
遊園地のアトラクションのような整った形を想像すると、自分にできるかなって不安になりますよね。
【この記事の筆者】
- 10年以上、幼児の保育を経験する現役保育士
- 娘と息子を持つ2児の父親
実際に保育で経験したことを発信します。
※この記事は、「おもしろかったお店屋さんごっこ~ゲームコーナー編~」の中で紹介した〖迷路〗を詳しくお伝えするもです。
それでは、さっそくいきましょう!
簡単な作り方
作り方は、段ボールの壁やおもちゃ棚を繋げて道を作ります。
迷路には,高い壁がいくつか必要です。
低い壁ばかりだと、迷路全体が見えてすぐにゴールが分かるためおもしろさに欠けてしまいます。
高い壁の作り方は、同じ形の段ボールを準備し、組み合わせるとバランスよく立つのでおすすめ。(写真参照)
ボックスティッシュの段ボールなど、大きい物があれば、子供の目の高さを越えるでしょう。
ホームセンターや家電量販店などで大きな段ボールをいただけると助かりますね。
できた壁には、絵を描いたり、画用紙を貼ったりして装飾します。
子どもが自由に描いた絵を貼ったり、描いた絵を壁の上に挟んだりするのも良かったですよ。
絵を挟むと、段ボールの壁の高さが上がるので、目隠しにもなりました。
大変ですが、頑張って作った分できた時の達成感はすごかったです。
遊びが盛り上がる工夫
次に「遊びが盛り上がる工夫」について話します。
迷路の遊びを盛り上げるために、私は子供たちと相談し、迷路内に以下のアトラクションを設けました。
- くじ引きコーナー
- ジャンケンコーナー
- 絵探し
迷路内に遊びの要素を取り入れることで、ただゴールを目指す遊びではなくなり、何度も楽しむことができるようになりました。
アトラクション内容をもう少し細かく紹介します。
①くじ引きコーナー
10本の割りばしの中に1本の当たりで、引き当てると秘密の扉が開き、ゴール前にワープできます。
何という裏技!!
確率が低いってところがいいですよね。
②ジャンケンコーナー
お店の人とじゃんけん勝負!
勝てば、前に進めます!負けたら再度、挑戦です!!
③絵探し
受付で子供が描いた絵のカードをもらいます。
カードは、迷路内にある子供たちが描いた絵を写真にとって印刷、ラミネートしたものです。
さぁ、どこにあるか見つけられるかな?
迷路の全体図
迷路の全体図は、こんな感じになりました。
何度も遊ぶ子は、ゴールまでの道が分かっていたりしますが、絵探しがあると迷路の中をぐるぐる歩いて楽しめる所が良かったです。
お店の人の役割
お店の人の役割は以下の4つでした。
・受付
・ジャンケン係
・くじ引き係
・お助け係(迷路内のパトロール)
子供たちなりに声をかけあって遊ぶ姿はとても微笑ましかったです。
まとめ
いかがでしたか?
「迷路の作り方」、「遊びの工夫」の紹介でした。
迷路は、子どもたちのアイデアが加わったおもしろい遊びでした。
参観日では、おうちの方もお子さんと一緒に楽しんでいましたよ。
「この迷路、斬新ね!」
「おもしろい!もう一回行こうかな!」
といった声も聞かれました。
子どもと話し合いで考えやアイデアを引き出すのは、大変だったりしますが、保育士も一緒に力を合わせて楽しい遊びを作り、子供の育ちに繋げていってくださいね。
ご覧いただき、ありがとうございました。
コメント