スイミングやサッカーなどの運動系の習い事って早めに習わせた方がいいかな?
今習わせている習い事って効果あるのかな?
周りの子どもがしているとうちも始めた方が・・・。と思うこともありますよね。
また、今続けている習い事もこのまま続けていいのか?と考えることもありますよね。
【この記事の筆者】
- 10年以上、幼児の保育を経験する現役保育士
- 娘と息子を持つ2児の父親
実際に保育で経験したことを発信します。
子どもの心理面について詳しい保育士だからこその話や、私や周りの方の経験談もふまえてお伝えしますので、ぜひ最後までお聞きください。
(※以下、運動系の習い事を習い事と書きます。)
習い事の注意点 3選
習い事をするうえで、気を付けることを質問形式で紹介します。
すでにされている方は、振り返ってみてくださいね。
移動時間や活動時間はどれくらいですか?
習い事には、お金や時間がかかりますね。
お金は、目に見えるもので分かりやすいですが、時間について考えたことはありますか?
習い事にかかる時間は、移動時間、活動時間、待ち時間があります。
そこで、子どもが実際に活動している時間に目を向けてみましょう。
プールを例にすると、40分入水しているとして、1人あたりはどれくらい活動しているでしょう?
人数が多ければ多い分だけ1人あたりの活動は減ってしまいます。
意外と、活動している時間は少ないかも…。
さらに、待ち時間が長いと集中力も落ち、活動の質が下がります。
難しいことですが、効率よく活動ができ、満足度が高いものかはチェックしておきましょう!
その習い事をしないと、運動能力は上達しないですか?
習い事をしなくても、家庭の過ごし方で子どもの運動能力を伸ばすことはできますよ。
例えば、子どもがまだプール初心者の場合は、近くの温水プールの施設でゆったりと子どもと遊ぶだけでも効果があります。
うちの子の場合、時間をかけて遊んだからこそ、水への恐怖心がなくなり、楽しんで遊ぶうちに泳ぐことを覚えていきました。
投げる、蹴る、走ると楽しく遊ぶ中で、「もっとやってみたい」と感じることができれば、「キャッチボールしよう!」と子どもから言いますよ。
なるほど!たくさん遊ぶ中で、自然と運動が上手になりそうね!!
習い事は、「やらされている」「親がしてほしいから」になっていませんか?
子どもが習い事をする場合、子ども自身が「やりたい!」と強く思って始めることが大事です。
やらされている場合は、すぐに辞めたくなったり、上手くいかないことがあった時に頑張り抜けなくて自信をなくしてしまうことだってあります。
あ~。自信なくしちゃうのは避けたい…。
親の願いが強い場合は、どうしてもそれが子どもに伝わり、親のためにやっているになり兼ねません。
親がやってほしいものがあるならば、まずは一緒に遊ぶ中で、たくさん褒めると、興味を持ちやすいですよ。
親が運動苦手でも、子どもと運動しても意味あるの!?
私は運動が苦手なんだけど、一緒に遊んでも子どもは運動能力は上達するの?
親が運動を得意である必要はありません!
まずは、運動が好きになるように関わって、いろいろな運動(遊び)を経験させてあげましょう。
一緒に遊んであげる機会や子どもの気持ちに共感することが大切です。
また、運動に関しては、基礎体力が大事ですよ。
体を柔軟に動かせたり、しっかりした体幹や足腰を幼少期に鍛えることを強くおすすめします。
登山やハイキングでしっかり歩く、公園の遊具でいっぱい遊ぶことで力がつくでしょう。
習い事は、ある程度の基礎体力がつき、「やってみたい!」と強い意志を持って始められたら理想ですね。
習い事をするメリット 4選
ここからは、習い事をするからこそ得られるメリットをお話しします。
習慣化することで続けることができる。
決まった時間に決まった場所で行える環境があるからこそ、集中できることがあります。
家庭では難しいことも、習い事となれば続けられますね。
親が教えられない知識や技能が習得できる
専門的な技術や知識を身につけられるのは、習い事ならではですね。
平泳ぎの仕方を伝えるのは難しいですもんね。
また、子どもが親と運動するだけでは満足できない場合も、習い事は助かるでしょう。
他人からの刺激を受ける。
友達や指導者など、周りに良い見本があることは子供にとっていい環境です。
真似することが上達へのきっかけになることは多いですよ。
また、ライバル心を持てるところも良さの1つですね。
保育の現場でも集団による子どもの育ちの効果は様々な部分で見られます。
社会を経験できる。
家庭とは違った場に出ることも大事ですね。
家のようにわがままを言ったりできるわけではありません。
子どもなりに、どういったふるまいがいいか考えるでしょう。
習い事によったら協調性も身につきそう!
まとめ
幼児期に運動系の習い事は必要?知らないと損することを保育士が解説でした。
幼少期、子どもが1、2年生の間に家庭でできることは、たくさんありそうですね。
子どもが小さい時の経験は何にもかえがたいものです。
親として、子どもの成長を間近で感じられる機会も貴重ですよ。
習い事のメリット、時間や運動効果など様々なことを考えつつ、子どもの成長に繋がる関わりができたらステキですね。
ご覧いただきありがとうございます。
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