「新しい職場に早く慣れたい。」、「新しい環境で周りの人と楽しく働ける環境が知りたい!」と思うことはありませんか?
新しく保育施設で働けれる方や異動になった方は、ドキドキですよね。
私も異動のたびに緊張していて、上手くスタートを切れたこともあれば、失敗した経験もあります。
実は、早く環境に慣れて周りと良い関係を作るには、話し方や行動にコツがあります。
【この記事の筆者】
- 15年近く、保育現場で働く現役保育士
- 異動を数回経験する中、周りの人や環境慣れる方法を実践
実体験で効果的だったことを発信します。
新しい環境に慣れる方法7選
ぜひ、お話する方法をいかして、新しい環境でスタートダッシュを切ってくださいね。
はじめに結論です。
1つ1つ解説していきます。
(1)初対面はみんなドキドキ
異動する職員や新人保育士の方は、「仲良くしてもらえたらいいな。」「良い職場だったらいいな!」と思いますよね?
ところで、今年は異動せず、新しい職員を受け入れる側の人たちはどんな思いで新しいメンバーを受け入れるのでしょう?
おそらく、ほとんどの人が「今度くる人、どんな人だろ?いい人だったらいいな!」と考えているでしょう。
相手も同じようなことを考えると分かると、少し気が楽になりますよね。
(2)あいさつは笑顔で明るく大きな声
新しい環境になると緊張し、ついつい小さな声になりがちです。
そこで、意識していつもより大きく、明るい声を出してみましょう!
あいさつは、自分からする方が相手に親しみを持ってもらえます。
笑顔であいさつされると嬉しいですよね。
(3)「すみません」より「ありがとう」
会話の中で「すみません」が口癖になっていませんか?
はい。私がそうでした。
「すみません」が多くなると、お互いの関係に距離が生まれます。
反対に「ありがとうございます」が会話に入ると、相手は嬉しくなり、心の距離が縮まりますよ。
「すみません」がダメではなく、「ありがとうございます」と言いかえられる部分は、かえていきましょう。
感謝されて嫌な人は少ないですよね♪
相手に親しみを持ってもらえると、会話しやすくなり、尋ねたいことを聞けるだけでなく、困った時に助けてくれることもありますよ!
(4)学ぶ姿勢を大切に
学ぼうとする姿勢は、周りの人から好感をもたれます。
一生懸命な人ってステキですよね。
学ぼうとする姿勢があれば、相手から教えてもらったことも「そうなんですね!」と素直に聞き入れられるでしょう。
反対に、受け身の姿勢でいると相手から何か教わった時に「指摘された。」「注意された。」と感じてしまうかもしれません。
心の持ちようでずいぶん変わってきます。
また、分からないことがあった時は、素直に聞くことも大事ですね。
恥ずかしいかもしれませんが、後で困るかもしれませんので、勇気を出して聞いてみましょう。
(5)話しやすい人を見つけよう
話しやすい人ができたら何かと助かりますし、安心しますよね。
いやいや、そんな人を見つけるのが大変なんですよ!って思われますか?
こんな人の中に話しやすい人はいるのでは?
- 朝の通勤や帰る時間が重なる人
- 一緒に残って仕事することが多い人
- 年齢が近く、雰囲気が自分に似ていると感じる人
- 仕事を丁寧に教えてくれる人
- 休憩のタイミングがよく合う人など
会話の中で共通点を見つけるのもポイントです!
親近感がわき、親しみを持ってもらえますよ。
持ち物でその人が好きなものが分かる場合があります。
会話のきっかけにしてみてください。打ち解けるチャンスがあるかもしれませんよ。
(6)人の評価はあまり気にしない
新しい環境にいると、「自分はどう思われているの?」っと気になりますよね。
しかし、それって考えても仕方ないことです。
とはいっても、人がどう思っているかは気になりますよね・・・私は、過去の偉人の言葉を参考にすると、ある割り切りれるようになりました。
精神科医エリック・バーンは「他人と過去は変えられないが、 自分と未来は変えられる。 」という有名な言葉を残していますし、心理学者のアドラーは、「課題の分離」として自分のすべきことと他人がすることをしっかり分けて考える必要があると述べています。
(7)物の場所を早めに把握
新しい場所に慣れるためには、人的環境だけでなく物的環境を整えることが大事です。
そこで、まず園のどこにどんなものがあるのかを把握しましょう。
物の場所が分かると意外と気持ちは落ち着きます。
保育に必要なものがどこにあれば分かっていれば、自分で準備できますもんね。
空いた時間があれば、うろうろして倉庫を見回るのもいいですよ。
まとめ
いかがでしたか??
おまけのコツ
周りの人と打ち解ける方法の1つとして、相手の名前を呼んでから話すと効果的ですよ!
私の場合、名前を呼ばれて何か聞かれると、「はい!なんでしょう?(名前覚えてくれたんだ!)」と嬉しくなります。
また、園の決まりやルールを教えてくれる中で、「なんでこんな決まりがあるの?」と疑問に思うことがあるかもしれません。
しかし、その決まるやルールができるまでには園の流れがあったのかもしれません。
戸惑うことがあった場合、自分ではない視点にたって考えてみると案外納得できることがありますよ。
時間が経つと落ち着く
ここまで話して恐縮ですが、場所になれるには時間が解決してくれると解説した書籍もあります。
いろいろな方法はあるけれど、確かに慣れて前向きに働くためには、ある時間は必要ですね。
みんなが自分らしく働ける場所で輝けることを願っています。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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